明書資料
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*話
1:
時は元末期。
紅の巾を印とした反乱軍がいくつも興り
朝廷は押さえるきれぬ程衰退していた。
そんな中、濠州(ごうしゅう)にある乱で寂れ捲った
寺に乞食同前の法名元竜(げんりゅう)と言う僧侶が住み着く。
2:
郭子興(かくしこう)の陣営へ着いた元竜は
中に入り堂々と大将の郭子興を探す。
3:
郭子興(かくしこう)の軍に入った
朱元璋(しゅげんしょう)は
めきめきと頭角をあらわす件。
4:
郭子興(かくしこう)古参の副将
孫徳崖(そんとくがい)は隙あらば
大勝に取って変わろうと言う野心家だった。
そこで、郭子興に不満を持つ
趙均用(ちょうきんよう)は彼の唆し(そそのかし)をする。
5:
孫徳崖(そんとくがい)が
クーデターを実行した。
郭子興を拉致したのである。
朱元璋はすぐ孫徳崖の営へ踏み込み
孫徳崖と対峙する。
6:
朱元璋(しゅげんしょう)の
大将郭子興(かくしこう)は凡庸な人物だった。
朱元璋は大物になりたいとは思っていたが
義父でもある郭子興をどうかしてまで
行動しようとは思わなかった。
そんな彼を見腹心の徐達(じょたつ)が
人の居ぬ間に耳打ちする。
7:
腹心の徐達(じょたつ)に
今後どうするかを耳打ちされた朱元璋。
朱元璋「俺も燻ってる訳にはと思っているが
何か方法があるのか?」
すると徐達は?
8:
独立した朱元璋が定遠(ていえん)を
ゲットするいきさつの話。
ここを入手するに当って近辺住人達が
警戒し防御対策をして来たので
徐達(じょたつ)とは別の腹心花雲(かくん)に
彼等の将であるボク大亨(ぼくたいこう)を
説得に行かせる。
9:
朱元璋は定遠(ていえん)をゲットし同時に
この地帯である豪州(ごうしゅう)も得た。
そしたら近辺から人材が朱元璋の元へやってくる件。
10:
郭子興(かくしこう)の軍から
上手い事堂々と抜け出しなんやかやしていたら
義父でもある郭子興が副将孫徳崖(そんとくがい)に
追いやられている事を知り、彼を迎え入れ
落として間も無いジョ陽の王として任せると、
元軍を倒し捲る。
11:
総帥仮就任になった朱元璋(しゅげんしょう)は
郭子興(かくしこう)の後を注ぐ形になった。
それを知った、孫徳崖(そんとくがい)は激怒して
戦を仕掛けようとするが、彼の策士呉通(ごふくとう)が
進言してくる。
12:
孫徳崖(そんとくがい)から就任祝いの
招待状が朱元璋(しゅげんしょう)に届いた。
招待を受ける朱元璋に、徐達は罠だから止める様言うのだが。
13:
朱元璋「攀カイ並みの護衛が入りゃ十分だって!」
と言う発言に「では私がお供します!」と、
部隊で豪傑とされている呉テイが名乗りを上げた。
すると「某も某も!」と胡大海(こたいかい)が
護衛希望して来たので、断りつつ彼にある提案をする。
14:
まんまと朱元璋(しゅげんしょう)が罠にかかったと
ほそく笑む孫徳崖(そんとくがい)。
朱元璋一人にして殺してしまおうとするのだが。
15:
朱元璋(しゅげんしょう)を一人にして
殺さんとする孫徳崖(そんとくがい)だったが。
16:
朱元璋(しゅげんしょう)に切れた
孫徳崖(そんとくがい)は兵を呼び出し
殺さんとしたが、SPの呉テイがとっさに
徳崖を捕まえて人質にして罵る件。
17:
呉テイは主人である朱元璋(しゅげんしょう)を
孫徳崖(そんとくがい)が殺さんと兵を呼んだ為、
とっさに徳崖を人質にした。
そしてそのまま仲間達の居る部屋へ向う。
18:
胡大海(こたいかい)がつい
孫徳崖(そんとくがい)を殺してしまった為
徳崖の兵達が襲って来た!
主人の朱元璋(しゅげんしょう)を徐達(じょたつ)
に任せ、胡大海と少数の兵とで逃げる主人が
追われぬ様賢明に防ごうとする。
19:
唐突に同じ紅巾軍として立ち上がった
劉福通(りゅうふくとう)から
「紅巾軍として立ち上がった
我々は宋を興し自分は丞相になった。
紅巾軍として軍功のある朱元璋を
左福元師に命じる」
という命が下りはあ?!となる朱元璋だったが。
20:
朱元璋を慕って彼の元へ旅する
常遇春(じょうぐうしゅん)と言う男が居た。
元璋の勢力地帯へ辿り着き、
疲れたので一眠りしていたら
朱元璋が通りかかった為、神様が遇春を興そうとする。
21:
朱元璋の軍兵は勢力が大きくなったとは言え
水軍は準備出来ていなかった。
あー水軍があったらなーと思っている朱元璋へ
これは協力する方がベストと彼に何者かが
使者を送くらんとする件。
22:
揚子江へ通じるクリーク(入り江)を
守る元の将蛮子海牙(まんじゅはいや)に
手こずっていた朱元璋軍は、即発させる為
朱元璋「今回の戦に戦陣の功有り者に名誉を与える!」
と激を飛ばしたので郭英(かくえい)、胡大海(こたいかい)
常遇春(じょうぐうしゅん)は応じていざ戦功を挙げんとする。
23:
戦意を無くした元軍は去り、
大平城に入場した朱元璋の陣営に
人材が集まってくる訳で。
24:
さらに元軍を攻めた朱元璋は
今回の将陳ヤ先(ちんやしん)を
捕らえたがその才能を惜しんで
配下に加えようとする、
25:
南京の元軍をもう一押しと言う所まで来た。
相手も必死なのでどうしたもんかと思っていたら
元璋に功を取られてはと郭天叙(かくてんじょ)、
張天ユウ(ちょうてんゆう)が断り無く
南京攻略志願していた陳ヤ先(ちんやせん)
を連れ元軍を攻める。
26:
郭天叙(かくてんじょ)、張天ユウ(ちょうてんゆう)の
弔い合戦も含め朱元璋は南京の蛮子海牙軍を
常遇春(じょうぐんしゅん)に攻めさせる。
27:
南京に残る元軍を攻め勝利は確定したが
守城総帥福寿(ふくじゅ)は抗戦体制を
止めないので彼に降伏呼び掛けるのだが。
28:
南京を手中に入れた朱元璋は
色々手入れをする。
29:
南京をほぼ掌握した朱元璋は呉国公となった。
そこまで地位に上ったが、それ以上を目指す彼は
今後を考察する。
30:
今までのように事を起こすと
他の群雄に潰される恐れから
その連中をどう潰すかについて
メドを立てようとする朱元璋であった!
31:
張士誠(ちょうしせい)を
最初のターゲットにした朱元璋は
徐達(じょたつ)、常遇春(じょうぐんしゅん)等に
メインの粉砕を命じ、他の部隊は別方向から
挟み撃ちと言う形で戦闘を実行する訳だが。
32:
朱元璋は懲りずに彼に挑戦してくる張士誠(ちょうしせい)を
牽制しつつ今度は徐寿輝(じょじゅき)、陳友諒(ちんりゅうよう)を
攻める算段を実行し締めを
胡大海(こたいかい)、トウ愈(とうゆ)に
攻略を命じる。
33:
31、32であらかた戦闘成功した朱元璋。
今後どうするか考える。
34:
33で得た名士劉基(りゅうき)は
それはそれは才覚があると言う事で
朱元璋と対面と成り策を献じる件。
35:
陳友諒(ちんゆうりょう)は仲間の
徐寿輝(じょじゅき)を殺すと帝位についた。
そして朱元璋(しゅげんしょう)を
潰す完璧な算段の為、同じ立場の張士誠
(ちょうしせい)に誘い口説くのだが。
36:
陳友諒(ちんゆうりょう)軍の
勢いに飲まれ混乱する朱元璋(しゅげんしょう)軍。
その中、一人冷静であった劉基(りゅうき)は
さくさくと策を提案しては実行させる。
37:
自称皇帝の韓林児(かんりんじ)が
大ピンチだかで、朱元璋(しゅげんしょう)は城を
甥の朱文正(しゅぶんせい)に任せ
大軍率いて出撃した。
それを好機と陳友諒(ちんゆうりょう)が
城を攻めて来た訳だが。
38:
朱元璋が大軍と友に留守にしたため
陳友諒(ちんゆうりょう)が城を攻めて来た。
後を任されていた朱文正(しゅぶんせい)は
城を死守するが、サポート役の趙徳勝が
戦死した為、士気下がらぬ内に朱元璋へ救援の使者を出す。
使者の張子明(ちょうしめい)は果たして
任務を遂行出来るのか?
39:
文正の急を知った元璋は
20万の兵を引き連れ救援に向かった。
だが陳友諒(ちんゆうよう)軍随一の
勇猛武将とされる張定辺(ちょうていへん)が
立ちふさがるのだった!
40:
陳友諒(ちんゆうりょう)の切り札
張定辺(ちょうていへん)は
朱元璋(しゅげっmすぴ)を討ちとったと
勘違いして元璋の船から離れた。
その隙をついて遠くから弓を放つ
常遇春(ちょうぐうしゅん)の巻。
41:
陳友諒(ちんゆうよう)軍と対峙する中
不利だった朱元璋(しゅげんしょう)軍の元へ
軍師系の劉基(りゅうき)が
いざ逆転せんと馳せ参じる件。
42:
朱元璋:後に明の皇帝になる人。
最大の敵陳友諒を討ったので
その残兵処理もかねてなんかする。
張士誠:かつては元璋と並ぶ軍だったが
落ち目になっている多分最後の敵。
*出無いけど関係ある人
陳友諒:元璋最大の敵だった人。
前回で討ち取られた。
43:
朱元璋(しゅげんしょう)が
陳友諒(ちんゆうりょう)と
対決している間、張士誠(ちょうしせい)が
勢力拡大をする。
44:
陳友諒(ちんゆうりょう)を片付けて
呉王となった朱元璋(しゅげんしょう)。
然し既に、張士誠(ちょうしせい)が
呉王を称している為、どっちが本物か的展開で
対決する。
45:
朱元璋(しゅげんしょう)の長期抱囲作戦で
ついに張士誠(ちょうしせい)の城は墜ちた。
士誠等は宮中に逃げ込み火を放ち
己は縊死をしようとしたが元翔の兵に見つかり捕まった。
さらには元璋が哀れみを見せた為
こんなはじはもう晒したく無いと、
再度縊死を試みる為機会を伺う。
46:
朱元璋(しゅげんしょう)と張士誠(ちょうしせい)が
対決していた頃の話。
建前上進化としていた自称宋の王韓林児(かんりんじ)が
戦乱で不明となった為、彼の存在ゆえ反対される中
廖永忠(りょうえいちゅう)に探させる。
47:
洪武帝(朱元璋)が経って行く年か経ち
いきなり太子が死んだ。
普通なら太子の子へ権利が移るが
帝は四子を立てたいオーラを出し捲っている件。
48:
改めて太子が決まった。
しかしただでさえ酷かった猜疑心が
いっそう酷くなり家臣たちは
朝廷に出るだけでも命がけになる。
49:
皇太子標が生きていた頃の話。
藍玉(らんぎょく)と言う名将がと
標は親しくしていたのだが、ある時
藍玉は燕王(えんおう)の態度に不安を感じ
注意する様標に伝えるが、そんな事は無いだろう
と返したモノの藍玉の人柄を知っている為
弟の燕王に関しどうした者かと憂鬱になる。
50:
皇太子標が死亡した為、後ろ楯を無くした名将藍玉。
彼を恨みに思っていた燕王が機会を逃すはず無く
父の洪武帝に彼の危険性を何度も吹き込んだ為
藍玉の立場は危うくなって来た。
どうする藍玉?
61:
監視役の一人は燕王側に付き
他の二人は彼等に殺されてしまった!
統率者が居なくなった兵達はどうするのか?
62:
朝廷からの迫害に耐えかねた燕王はついに挙兵した。
これは、帝位を奪う行為である事は解っていた。
然しそれが歴史に残されるのを潔よしとしない彼は
皇帝である甥そのものを、帝と認めない証として
年号を先帝の洪武(こうぶ)に戻し
先制布告代わりの建て前の奏上をする。
63:
挙兵した燕王は挟み撃ち防止の為
北方の宋忠(そうちゅう)を攻める訳だが。
64:
南進軍開始した燕王軍。
先代の臣下粛正の為、大分攻め易いはずが
総司令官が粛正をかわした実力家コウ炳(こうへい)文である為、
彼の下の連中とのにらみ合いに陥ったので
向こうを痺れ切らそうとする件。
65;
朝廷(南)軍総司令官と対決に漕ぎ着けた燕王軍、
戦闘前に彼の軍に下った元南軍の
武将張保(ちょうほ)が、ハッスルして流言作戦をする件。
66:
朝廷は敗退したコウ炳文(こうへいぶん)に代わり
文武両道貴公子と名高い李景隆(りけいりゅう)が
総帥となり、都合で兵力が分散している燕王軍と戦いと成る。
燕王は相手の能力は見越している為、ある作戦を取らせる。
67:
朝廷(南)軍の敗退情報は黄子澄(こうしちょう)が握りつぶした。
が、何となーく周囲は解っているので、
総帥の李景隆(りけいりゅう)地味に嫌がらせをする。
68:
李景隆(りけいりゅう)を総帥とする朝廷(南)軍。
前回の敗退を払拭すべく内部で相談し打ち合わせする。
69:
たった三騎の味方と逃げ落ちる燕王達。
だがすっかり道に迷ってしまった!
さあどうする???
70:
燕王軍VS南(朝廷)軍が再開したが
中々勝負が付かない件。
71:
南(朝廷)軍を大破し金陵(きんりょう)まで南下した燕王軍。
そこの城を守る鉄鉉(てつげん)は現状の状態では
戦いは不利と見て一部の者に有る作戦実行を命じ偽りの投降をする。
72:
鉄鉉(てつげん)に危うく殺害されそうになった為
彼の守る城を攻めていくのだが。
73:
撤退する燕王軍をガッツリ追い掛けて蹴散らしていく
南(朝廷)軍に燕王自身の軍が囲われる始末だった。
何とか脱出をしたい燕王に勇将張王がガード役として
共に脱出を謀る件。
74:
前回ほうほうの体で帰還した燕王は
自領内でばっちり力を付け南進し
形成はこっちに有利になっていた。
が、慢心して無いかや今後の確認の為
道衍(どうえん)に相談する。
75:
朝廷軍は負け続けるばかりで
不満文句を言う者が多くなり
落胆していく建文帝。
だがただ一人方孝孺(ほうこうじゅ)だけは
長江による利を出して懸命に帝を励ます。
76:
朝廷軍総帥であった李景隆(りけいりゅう)は
講和派となっていた。
その為抗戦派にフルボッコにされてしまった。
それを見た建文帝は、
「何故意見をきく前にこのような事を!」
と彼の元へ行き、意見に耳を傾けるが
声が小さ過ぎて他の者には聞こえ無い件。
77:
燕王は全く講和する気は無く、
朝廷側も降伏するつもりは全く考えておらず
勝ち目の無い戦を続けていた。
その為寵臣であった斉泰(せいたい)黄子澄(こうしちょう)
巣ら逃亡し建文帝は落胆しているのを見て
師である方孝孺(ほうこうじゅ)は叱咤する。
78:
朝廷軍との戦いは終わり、燕王は
新たに皇帝即位を準備しつつ
行方不明の最高主脳者達の捜索をさせるが。
79:
朝廷軍抗戦派第一人者の方孝孺(ほうこうじゅ)が
謀反人に負けたからには殺されてやろうでは無いかと
名乗り出て来た。
彼の知識の重要性を理解している燕王は
尋問しても頑固に殺される事を主張するので
獄に入れ彼の弟子達に説得させるのだが。
80:
帝位に就く手はずを整えた燕王。
が、即位の際の詔勅を書くのに最適な人物は
方孝孺(ほうこうじゅ)であった。
どうあっても詔勅を書かせる為、
獄から引きずり出し燕追う自ら声をかけるが
逆に質問攻めになる件。
81:
方孝孺(ほうこうじゅ)は
無理矢理にでも燕王即位の詔勅を書かされそうになった!
絶対書かずにさっさと殺されたい彼は
ギャン哭きしながら、燕王と口げんかになる。
82:
朝廷軍主脳者達がぼつぼつ捕まったが
どれもこれも尋問に屈せず死刑になるのだったが
その中でも鉄鉉(てつげん)が悲惨だった件。
83:
燕王は即位し永楽帝となった。
そして国堅めをする事に。
84:
国内を堅めた永楽帝は、
前王朝であった元の侵略の憂いを
無くす為、自らしばきに行く。
85:
文若虚(ぶんじゃくきょ)という器用貧乏な為
貧乏神と呼ばれる男が居た。
然し人柄の良さから皆から好かれていた。
ある時貿易商の張大(ちょうだい)が
今度の海外船に同行しないかと金をくれた。
仕事も金も無い若虚は喜んで動向を快諾し
その金で船内の人にふるまう為のミカンを買い込む。
86:
番外編:明での創作品の一つ
「今古奇観(きんこきかん)」の物語の続き。
話
文若虚(ぶんじゃくきょ)乗っていた船は
吉零(きつれい)国に辿り着き、
乗客のほとんどが商売しに出払ってしまった。
ひとり残った若虚は、ミカンの事を思い出し
甲板に持ち出して、腐って無いかチェックしていたら・・・。
87:
番外編:明での創作品の一つ
「今古奇観(きんこきかん)」の物語の続き。
話
ミカンを知らなかった吉零(きつれい)国の
人々はそれが食べ物だと知り、中の一人が
持ち主の文若虚(ぶんじゃくきょ)に
売ってもらおうと交渉する件。
88:
番外編:明での創作品の一つ
「今古奇観(きんこきかん)」の物語の続き。
話
ミカンを知らなかった吉零(きつれい)国の人達に
持って来た2/3を売って店じまいした文若虚(ぶんじゃくきょ)。
残りは自分が食べようとしていたら、
この国の王様が部下がやって来て残りを売ってくれと言ってくる件。
89:
番外編:明での創作品の一つ
「今古奇観(きんこきかん)」の物語の続き。
吉零(きつれい)国で大儲けしてしまった
文若虚(ぶんじゃくきょ)はその事を
帰って来た皆に話した。
商人魂がくすぐられた彼等は、
若虚に色々意見するのだが。
90:
番外編:明での創作品の一つ
「今古奇観(きんこきかん)」の物語の続き。
文若虚(ぶんじゃくきょ)一行は船で帰国へと旅立った。
が、嵐で無人の孤島で並みが薙ぐまで待つ事に。
そこで島を探検する若虚だったが。
91:
風が止んだので船はまた出発し
福健の港に着いた。
商人達はここでマ宝哈(まぱおは)と
取り引きする為商品をチェック&自慢するが
単なる同行者である文若虚(ぶんじゃくきょ)は、
黙ってみている件。
92:
翌日マ宝哈(まぱおは)が検品にやって来た。
そして、文若虚(ぶんじゃくきょ)の甲羅を
見つけ興奮して張大(ちょうだい)に
責め問いかかる。
93:
番外編:明での創作品の一つ
「今古奇観(きんこきかん)」の物語の続き。
話
文若虚(ぶんじゃくきょ)一行はマ宝哈(まぱおは)宅に招かれた。
皆訳の解らな
いまま早速マ宝哈が商談しはじめる件。
94:
番外編:明での創作品の一つ
「今古奇観(きんこきかん)」の物語最終回。
話
取り引き成立したが訳の解らぬ文若虚一行。
そこでマ宝哈(まぱおは)は若虚の甲羅の
価値を熱く語る件。
95:
雲南省の有る所に馬氏というイスラム教徒の家族がおりました。
が、元から解放された時期に父が病死してしまい
家族は貧困のどん底になってしまった。
この苦境を脱する為馬氏の次男坊はまだ12歳の
若さで奴隷となって家族を救おうとする。
96:
鄭和(ていわ)は永楽帝(えいらくてい)から
海外へ明国への名を広めるとか何とかの命を受け
まずジャワに到着してジャワ王に賓客として
持て成される件。
97:
第一回目の出使から戻って来た鄭和(ていわ)は
第二回目もやった。その際セーロンの王に
殺されかかる程であったが第三回目は歓迎してくれたので
船からおりるとセーロン王の兵達に襲われ大ピンチに。
98:
鄭和は第三次の出使を終えまた次の命が下った。
スムダラの王位継承争を何とかしてくれと
前王派が助けを求めて来たからである。
そこで対立している漁夫派を鎮圧する事に。
99:
当時アジアではエジプトより先を知る者は居なかった。
が、第五次遠征で鄭和はその先へ行く事と成る。
100:
第5回目で霊獣が住むと言う土地へ向かい、
それをゲットしようとする鄭和一行の巻。
101:
最後の航海を受けた鄭和(ていわ)は
何か心に来るモノがあったのか
近辺の天后宮に祈りを込めた石碑を献上するの巻。
102:
鄭和(ていわ)の最後の航海ルートを辿ってみましょう。
103:
鄭和(ていわ)の航海への同伴者達が
その時の記録を本にする件。
104:
皇帝が宣宗に代替わりした。
彼は先々代の永楽帝のように海外進出を目論んだものの
2回目の進出で国庫の状態が気になる件。
105:
仁宗:永楽帝の後をついだ皇帝。
一年程度で死亡してしまったが、
名君とされてる人。
106:
仁宗:永楽帝の後を継いだが1年程で崩御した皇帝。
官史には厳しかったが、民には寛大だったので
明王朝の名君とされている人。
107:
父仁宗の後を継いだ宣宗の話。
巡視の帰り道、農夫が畑を耕しているのを見た宣宗。
馬から降りて耕しをチャレンジするの巻。
108:
宣宗が死去しまだ9歳の朱キ鎮(しゅきちん)
が皇帝英宗になった。彼の祖母に当る皇太后張氏(ちょうし)を
筆頭に、功臣五人でフォローし善政をしいていた。
が、英宗を嬰児の頃から世話していた為彼から先生と慕われている
宦官の王振(おうしん)が立場を利用して
自分に媚びる者を集め出す件。
109:
英宗に赤子時代から仕えていて彼から信頼を受けている
宦官の王振(おうしん)が調子づいて専横し捲る件。
110:
英宗お気に入りの王振(おうしん)にキレた
太皇太后張氏が彼に死罪を命じたのだが。
111:
英宗16歳での祖母太皇太后張(ちょう)氏が死去した。
そしたらまた王振(おうしん)が調子こく件。
112:
王振(おうしん)独占状態になり益々奴は頭に乗る件。
113:
専横による賄賂等で儲け捲ってる王振(おうしん)は
立場にハクをつける為同郷の名士のセツセンを
要職につけてやったのだが、礼どころか尋ねもしない。
その事を人づてに詰っても「朝廷から職を賜ったのだ!
なぜ誼みを通じねば成らぬのだ!」と言われる始末。
しかも朝議の時もシカトなので、わざと眼につく所に
移動し向こうから挨拶させようとするが。
114:
王振が要職につけてやった名士のセツセンが
あまりに無礼なので死罪に陥れてやったが
助命を請う者の多い事と言ったら無い件。
115:
河南に干謙(うけん)と言う民衆慕われる
巡撫(じゅんぶ)の人が居ました。
剛直な人柄だったので、上京しても
王振に全く見向きをしなかったので、
彼に罪に陥れられてしまいました。
それを知った河南の人々が続々と赦免を懇願するのでした。
116:
朝廷があれなので民の不満や異民族達
蒙古問題とか起ってくる件。
117:
蒙古を統一したオイラートは元以降最大な勢力だった。
明は彼等の入貢に甘かったせいで連中のトップ
也先(えせん)がズルをしたためそれを知った
王振(おうしん)が激怒する。
118:
蒙古の也先(えせん)が攻めて来た。
場所が王振(おうしん)の故郷だったが為
帝に寄る親征をさせようとするが。
119:
北京から也先の居る大同を目指した
親討軍であったが。
120:
也先(えせん)の居る大同に着いた
親討軍でやる気が有るのは王振(おうしん)だけで
シャムに進軍を進めるのだが。
121:
退却にあたって、安全退却を取るべきなのに
王振(おうしん)がごねる件。
122:
3万の兵を也先軍にしばかれて
ほうほうの体で、土木堡(どぼくほ)に着いた一行。
後少し行けばマトモな城に着くのだがまた王振が
ここに留まる事を強行させてしまった!
臣下の一人コウヤはこれはあんまりだと
一人何度も帝に上奏しようとする件。
123:
明軍が水の無い土木堡(どぼくほ)に陣営しているため
追い付いた也先(えせん)軍はうまうまと抱囲をして行く。
124:
明軍が水の無い土木堡(どぼくほ)で半月も頑張っているので
也先(えせん)は偽の和解をして王振(おうしん)が受け入れ
明軍が出たところでフルボッコにして壊滅してしまった。
そこで明軍兵達を身ぐるみはいたり捕虜にしたりする。
125:
也先(えせん)に英宗が捕まってしまった!
それは様々に不安をあおり色々な状態になる件。
126:
先の戦で首都の守りをセイ王と共に守っていた
干謙(うけん)は世間のアレさに混乱する
セイ王のをしっかり助け、アレを鎮めにかかる。
127:
王振(おうしん)の件は収まったモノの
まだまだ色々問題が有る件。
128:
127で景帝即位が行われて居た時期。
英宗を捕らえている也先(えせん)が傲慢で虫の良い
使者を送って来た。
その内容を知った干謙(うけん)激怒なあまり涙が出た。
そしてさっそく対也先対策を考える。
129:
景帝即位で也先(えせん)は先代の
英宗を返すと言う名目で侵入して来た。
それで朝廷があわあわする件。
130:
也先(えせん)が帝都に侵入して来たので
そう司令官の干謙はなめられては負けであると
自ら討って出る。
131:
也先(えせん)が去ったとは言え
がしがし問題が有るので干謙等革新派が解決して行く件。
132:
瓦刺(おいらーと)の方も内輪もめで
明侵略が難しくなったし、英宗人質も
無意味なので講和するようになって来た。
が、景帝の身としては色々アレな件。
133:
瓦刺(おいらーと)で也先(えせん)と
脱々不花(ととぶは)が不和になって行く件。
134:
明では英宗がいるのに弟の景帝が
皇太子を英宗の子から自分の子と取り替え
二人は対立関係になっていた。
その一方で干謙がその性格上周りから浮いてくる件。
135:
英宗復辟のチャンスが来た。
景帝のただ一人の皇太子が死に本人も病に倒れたのだ。
曹吉祥(そうきちしょう)、石享(せききょう)等は
ある日の深夜行動開始する。
136:
謀反人として景帝派は獄門にされていった。
第一人者な干謙(うけん)もその一人だった。
彼の家財は没収と言う事で、家中を物色される。
137:
英宗が帝に復帰したらやっぱり
曹吉祥(そうきちしょう)、石享(せききょう)等
宦官達がのさばる件。
138:
曹吉祥(そうきちしょう)、石享(せききょう)は
お互い対立するようになり、曹吉祥は石享を陥れにかかる。
139:
明国は朝廷ですら堕落していたので
ちょっと良い暮らししている連中も
弱い民衆に対し悪逆をする件。
140:
英宋が死にその子供が即位し憲宗となった。
彼の母は周氏は側室だったが皇太后になりたいと
色々裏で運動をする件。
141:
ある日憲宗が一人で御園を散策していると
若い宮女が池に落ちたのを見かけたが
浅瀬だったのですぐ這い出した。
そのまま観察する憲宗な件。
142:
憲宗は濡れそぼっている若い宮女の部屋に
ついて行き着替えが終わって中に入り彼女を捕まえた。
その宮女は吃驚してあわあわする女をさらに観察する憲宗な件。
143:
憲宗は万貞児の虜になり
彼女はたちまち羽振りが良くなる。
144:
万貞児は皇后すら目にくれないようになった。
ある時御陵へ参拝に行ったらあからさまに
皇后を押し退けた為叱責されるがけろりとしている件。
145:
憲宗が万貞児の部屋に行くと
布団にうつ伏せでしくしく泣いている件。
146:
憲宗が万貞児が皇后に打たれた事を
問うと、またうそ演技をする件。
147:
万貴妃(まんきひ)がまだ悲し気なので
御機嫌取りをする憲宗の巻。
148:
呉皇后を廃して万貴妃を皇后にする事にした憲宗。
然し実母の周太后が猛反対する。
149:
後宮一の座にのし上がった万貴妃(まんきひ)であったが
さすがの憲宗(けんそう)も彼女ばかりは飽きて来たので
瑜妃(ゆひ)の元で3日程息抜きをした。
万貴妃は激怒して従女を率いて瑜妃をリンチした。
ぐったりしている彼女に万貴妃はさらに追い打ちをする。
150:
瑜妃(ゆひ)の件で万貴妃(まんきひ)は
憲宗(けんそう)が他の女に手を出さないと約束させた。
が、それがよけいに女遊びを助長してしまった。
そこで彼女はスパイに浮気相手を探らせては
懲らしめる行動をとる件。
151:
万貴妃(まんきひ)の魔の手から逃れて
三人の憲宗の子供が産まれた。
狂喜して可愛がり捲る帝であったが
立続けに三人とも死亡してしまい
ショックで寝込んでしまった。
治って死亡した時の状況を調べると...?
152:
万貴妃のせいで子供は全て亡くすし
雁字搦めだしでどうでも良くなっている憲宗。
そんな彼に万安(まんあん)が気晴らしを提案したら
食い付いて来た件。
153:
万安(まんあん)に初めて春画を見た憲宗。
万安は帝に取り入る為、他にもエロ系のモノを
持ってくる事を約束する。
154:
王安(おうあん)が帝に取り入った事で
オウ直(おうちょく)は自分の地位に不安を持ち、
部下に相談した所とびきりの美人献上でイチコロと言われ
丁度南方に出張する江訓(こうくん)に
美女を集めて帰ってこいと命じる。
155:
献上された美女二人の内殷妃(いんひ)は
格段に美女だった為帝から寵愛を受けていた。
が、周の褒ジ(ほうじ)のごとく笑い的なのが無い妃だった。
そこで憲宗(けんそう)は喜ばし作戦をするが。
156:
常に沈んでいる殷妃(いんひ)気晴らしに
狩りへ出向いた憲宗(けんそう)。
そしたら大虎が襲い掛かって来てあわやと言う時
傘持ちの小監がとっさに大虎に立ち向かう。
157:
傘持ちの小監の奮闘で大虎が鈍り隙が出来た為
武官達がフルボッコする。
158:
今回の狩りでの虎出現に対し
提案者のオウ直(おうちょく)は
冷や汗出し捲って憲宗に謝り倒す。
159:
都に戻った憲宗。
ある晩刺客が現れびびり捲りの帝は
杜宇(とう)を呼んで逃げた賊を追わせる。
160:
帝の部屋に侵入を謀った賊に
憲宗自ら取り調べをする。
161:
帝の部屋に侵入を謀った賊に
憲宗自ら取り調べをする。
162:
帝の身内を殺害した純妃(氏)が余りにも魅力的だった為
憲宗(成化帝)は自分の妃にし故郷絡みの演出で
彼女を慰める一方?
163:
ある晩成化帝(憲宗)のお気に入りSPである
杜宇(とう)は酔って万貴妃の元へ行き
酒の勢いでいきなりキスを迫ったが
失敗して二人重なってこけてしまった。
まわりの侍女達は大笑いこける。
164:
成化帝(憲宗)は以前から知っていた
万貴妃と杜宇(とう)の不義の現場を押さえてしまった。
それにとった帝の行動は?
165:
万貴妃は死んだ。だが彼女から自分の子を
全て殺されたトラウマで成化帝が
今後の不安を司礼官の懐恩(かいおん)に
愚痴ると思い掛けない事を言う件。
166:
165で万貴妃の毒手を一人逃れた成化帝の息子が
父親対面に至るまでの話。
呉廃后の庇護の元で無事出産出来た紀氏。
しかし、親子が一緒では万が一の事が有るので
廃后は紀氏に説得にかかる。
167:
このところ体調が良く無い成化帝。
ある日気分が良いので純妃と碁を打ち
圧倒的形成有利になった。
勝ちたい純妃は熟考に入る。
168:
成化帝の後を継いだ弘治帝は
さすが賢女とされた呉太后に育てられただけ
あって、父に似ず聡明であった件。
169:
弘治帝の跡を継いだのは正徳帝であった。
彼が即位すると太子時代から帝に寵愛されていた
劉瑾(りゅうきん)が帝政務遠ざけ作戦をとる件。
170:
弘治帝の喪が明け皇后も冊立した正徳帝。
劉瑾(りゅうきん)達は放蕩帝にするべく
あのてこの手で遊ばせる。
171:
八虎を弾劾しようにも出来ない為
国務大臣の一人韓文(かんぶん)は
思わず下僚達との談義で涙を流すと
郎中の李夢陽(りほうよう)に叱咤される。
172:
国務大臣の一人韓文(かんぶん)は
弾劾文を作らせそれに自ら手を加え
署名を集める算段をする。
173:
凹む正徳帝であったが劉瑾(りゅうきん)とは
長い付き合い故、何とか閣僚達に思い直しをさせようと
王岳(おうがく)、李栄(りえい)に慰撫させるが。
174:
八虎誅伏作戦は内通者により劉瑾(りゅうきん)にばれた。
彼は仲間と共にすぐ凹んでいる正徳帝の元へ行き、
嘘泣きと方便で騙まくらかしをしかける。
175:
劉瑾は「今回の弾劾の黒幕は王岳である」という
捏造弁節を丸っと信じカンカンの正徳帝は?
176:
劉瑾にしてやられた王岳派中心メンバーの一人に
李栄と言う者が居た。
そしてしてやられる前の話
彼は劉瑾が狡猾である事から、弾劾に対して
中立の立ち位置に見せ掛ける様手を打つ件。
177:
劉瑾:帝を騙くらかして影で操縦している宦官(去勢人)。
秘密警察の権限を得、正徳帝の命で匿名上疏の処置を任されたので
疑わしき者は死罪と言う恐怖政策をとる。
*出無いけど関係ある人
正徳帝:明の皇帝。
校訂の資質が丸で無い上劉瑾によりすっかり放蕩化している。
178:
宦官のトップと秘密警察掌握で
恐れられている劉瑾であったが
根が小心なのか常に不安で全国展開で何やかやする。
179:
劉瑾(りゅうきん)は己の邪魔をさせない為
正徳帝の為に迷宮を建てアレやこれやと遊ばせる。
180:
チハン:洪武帝の息子の一人の子孫。
劉瑾のやり様を見千載一隅の好機とばかり挙兵する。
姜漢(きょうかん)チハンが狙ったセン西守備の
総司令官。彼に勝てばセン西は手に入れられると思われたが?
181:
挙兵した安化王チハンが挙兵して
セン西の総司令官がやられてしまった!
そこでたまたま派遣されていた仇鉞(きゅうえつ)が
チハンをしばきにかかる。
182:
チハンは既に鎮圧されていたが。
朝廷にその情報は来ていなかった。
帝の血縁者の挙兵に皆あわあわする。
183:
チハン挙兵の情報トラブルで
既に鎮圧している事が派遣ギリギリで間に合った。
そこで残党処理として揚一清(よういっせい)と
八虎の一人張永(ちょうえい)が向かう事になった。
何故か一清と政敵である張永がすり寄ってくるので
調べさせる。
184:
張永(ちょうえい)が劉瑾と犬猿になっているとの情報を
直に調べる為一清(いっしん)彼と二人になったのを
見計らってかまを賭けてみる。
185:
張永(ちょうえい)の協力によって劉瑾(りゅうきん)を
はめる事が出来るとふんだ揚一清(よういっせい)は
またかまを賭けて相手の出方によって作戦を起こそうとする。
186:
チハンの残党処理に一清(いっしん)や
張永(ちょうえい)が出ている間の話。
劉瑾は官僚のつながりの有る焦芳(しょうほう)が
職を首になった為、勢力が壊れて行く。
187:
張永(ちょうえい)が戻って来たので
正徳帝は宴を開き、お開きみたいな感じになる件。
188:
張永(ちょうえい)は正徳帝と二人きりになったので
劉瑾の責任を奏上するが酔って帝がごねるので
脅しにかかる。
189:
馬永成(ばえいせい)「陛下!劉瑾殿御謀反でございます!」
どうする、正徳帝?!
190:
正徳帝の命で張永(ちょうえい)が
兵を連れ劉瑾(りゅうきん)宅を襲う件。
191:
劉瑾(りゅうきん)家宅捜査する件。
192:
劉瑾(りゅうきん)を極刑にした後は
宦官の勢力は縮小したので瑾により遠ざけられた
官僚達が戻ってくる。
193:
正徳帝から目立ちはじめた民衆の暴動フラグは
成化帝の時代から立っていた件。
194:
成化帝から正徳帝に至るまでの課税耕地の件。
195:
明国の時代が進むにつれ農民が苦しむ仕組みな件。
196:
命以外は全て失った農民達が大勢出る件。
197:
ただでさえ農民達は追い詰められているのに
さらに追い詰める連中がいる件。
198:
劉瑾(りゅうきん)の身内梁洪(りょうこう)は
捕的(とりてき/逮捕係り)の劉六(りゅうろく)達から
賄賂を巻き上げようとする。
199:
暴徒として指名手配された劉六達は
そのまま暴徒の仲間入りをする。
200:
挙兵し数が増したとは言え烏合の衆の暴徒達に
インテリ系の趙スイこと趙瘋子(ちゅふうし)
が仲間に入り軍師格になる。
201:
暴徒達はゲリラ戦で明を悩ませた。
そして北と南から攻める事を選択侵攻を始めたが
南路軍の揚虎(ようこ)が黄河を渡ろうとして
明の伏兵に攻められ溺死してしまった!
そこに揚虎の妻揚跨虎(ようここ)事サイ氏がテキパキと指揮を執る。
202:
農民達によって興った暴徒軍が革命目的で無い為疲労で衰えてくる件。
203:
対農民軍対策として何鑑(かかん)が何かする件。
204:
農民軍の南路軍討伐に過去に安化王チハンの挙兵
をしばき倒した仇鉞(きゅうえつ)が当る件。
205:
ズタぼろの農民軍はもはや逃げるしか無い件。
206:
趙フウ子(ちょうふうし).
かれは軍に見切りをつけ、再起を謀るみたいな
決め台詞を残し坊さんの振りして逃亡するが。
207:
農民軍の幹部達が死亡して行き
残るは劉七、斉彦名(せいげんめい)になってしまい
明軍も仇鉞(きゅうえつ)&陸完(りくかん)の2軍で襲ってくる件。
208:
趙瘋子(ちょうふうし)が正徳帝に
ボロカスの運命にされる件。
209:
鎮圧騒動後、精鋭兵達を見た正徳帝は
悪い意味で感銘を受け、日がな宦官達で
なんちゃって軍隊を作って宮殿で大騒ぎし
家臣の李東陽(りとうよう)が病を圧して
諌めにかかるのだが。
210:
いつの頃からか、正徳帝の悪い癖で
気に入ったらすぐ義子にすると言うのが有り
着々と義子が増える件。
211:
朝議でぶいぶい言わせている江彬(こうひん)に
馬コウと居う男が前職復帰の依頼をすると・・・?
212:
江彬(こうひん)に遠回しに宮女を求めたので
馬コウは既に嫁に行ったが物凄い美人の妹を
呼んで説得にかかる。
213:
馬コウ宅に正徳帝を招いた際
江彬(こうひん)は料理が達人レベルの妾の杜(と)氏に
帝への料理を作らせる。
214:
愛妾を正徳帝奪われた江彬(こうひん)は
思う所があってかしきりに自分の任地
の美女ぶりを吹聴する件。
215:
宣化行きを決定した正徳帝。
何ちゃって軍隊の虫が疼き
五万の軍で親征という感じ行く事にして
かっこいい肩書きを考える。
216:
時代は遡り成化帝の時代。
名家と謡われる王氏の当主王華の妻が妊娠した。
が、10ヶ月過ぎても出産の徴候が来ない件。
217:
嫁があまりに出産しないので
姑の岑(しん)氏が為心配しているある夜
夢に神人があらわれ岑氏に子を授けると言うのだが。
218:
子供を授かった王華(おうか)は
後に科挙を抜群の成績で合格し弘治帝の元に仕える。
219:
話は戻って、王華に息子が産まれた
孫の祖母になる岑(しん)氏の神人の事を知った
祖父の王倫(おうりん)は神人が五色の雲から
現れた事にちなんで雲(うん)と名づけて可愛がる。
220:
王倫(おうりん)が孫の雲(うん)を
外で遊ばせていたら一人の僧侶が凝視している件。
221:
僧侶の謎の言葉が気になる王倫(おうりん)は
孫の名前に関して考え込む。
222:
守仁(しゅじん)10歳の時父が進士になったので
北京(ペキンだが当時は「ほくきょう」)で暮らす事と成るが、塾をサボって遊び捲る件。
223:
王陽明こと守仁(しゅじん)の子供時代の話。
街に出た守仁を見かけた易者が
なみなみ成らぬ人相に思わず呼び止め占いをする。
224:
守仁(しゅじん)は役人の娘と結婚する事になった。
が、当日彼が出てこない件。
225:
時間は戻って守仁(しゅじん)の結婚当日の朝。
彼は何となく散歩にでる。
226:
とある道教の寺で妙に活き活きした老道士に声かけた守仁(しゅじん)。
その理由を問うと静座調息と言うのでチャレンジする。
227:
花婿である守仁(しゅじん)が式当日に
行方不明になり皆で探す件。
228:
守仁(しゅじん/後の王陽明)が嫁さんと引っ越しの際
朱子学の異端児婁一斉(ろういっせい)と会う機会を作り
会って色々話を聞く。
229:
「聖人は学んで到達出来る」と
勉強し捲る守仁(しゅじん/王陽明)だったが。
230:
守仁(しゅじん/後の王陽明)が
朱子学をどんだけ学んでも空虚さが増す謎。
231:
守仁(しゅじん/後の王陽明)は
朱子学を学ぶ事に苦しむ為憂さ晴らしをする。
232:
学びに苦しむ一方頭は良い守仁(しゅじん/王陽明)は
科挙で刑部主事のポストについたのでハッスルする。
233:
守仁(しゅじん/後の王陽明)は
あわや過労死しかけた為、休職願いをだし
一年ばかり健康回復に気合いを入れるが。
234:
30代になった守仁(しゅじん/王陽明)は
山東の試験管に挙げられこれは名誉だと
仕事にめちゃくちゃ気合いを入れる。
235:
守仁(しゅじん/後の王陽明)山東で
仕事をしながら考察を手記に記す。
236:
山東(孔子老師の故郷)仕事での職が終わり
京師に戻った守仁(しゅじん)は
聖賢の志(立志)を教化することに。
237:
正徳帝が即位し、劉瑾(りゅうきん)等宦官が
朝廷を乱し捲る為、守仁(しゅじん)は
宦官追放が急務だと述べた所劉瑾の怒りに触れ
杖叩きの刑を受けてしまう。
238:
宦官批判で守仁(しゅじん/王陽明)は
左遷される事になった。
同志として契りを結んだ湛甘泉(たんかんせん)は
別れを悲しみ守仁へ詩を作って送る事にする。
239:
左遷で未開の地に行くやら心の友と別れるで
悲しみに暮れる守仁(しゅじん/王陽明)だったが。
240:
任地貴州に辿り着いた守仁(しゅじん/王陽明)は
家すら無いので何やかやで洞窟を住まいにして
未体験の農耕もして自給する事になる。
241:
貴州の住人達が守仁(しゅじん/後の王陽明)を
好奇の目で見ている件。
242:
未開の任地貴州であくせくしている守仁(しゅじん/王陽明)に
住人達が暖かく接してくるので彼等を理解する為風俗慣習を調べる。
243:
任地貴州の住人達が守仁(しゅじん/王陽明)に
彼の住居を作りたいと言うので当人も喜んで加わる件。
244:
守仁(しゅじん/後の王陽明)家「竜岡書院」に
方々から若者が集ってくる件。
245:
一見安らかに過ごしているように見える守仁(しゅじん/王陽明)。
しかし空しさに嘆声を出し沈んでしまう事が有り
それを愛読書「易経」で紛らわす。
246:
劉瑾(りゅうきん)によって守仁(しゅじん/王陽明)の父王華まで失脚させられた
激しく動揺した守仁は己を責め解決法を思索する。
247:
守仁(しゅじん/後の王陽明)が石棺に閉じこもってしまい
周りはおろおろする件。
248:
儒学を理解した守仁(しゅじん/後の王陽明)は
それに従った生活を送る。
249:
守仁(しゅじん/王陽明)の元へ文官の
席元山(せきげんさん)が守仁の学説に突っ込みを入れるので
学説の証明をする。
250:
守仁(しゅじん/王陽明)に恐れ入った
席元山(せきげんさん)既存の書院を修理し
守仁に講師として任地の若者に指導してもらう。
251:
守仁(しゅじん/王陽明)は貴陽書院で教育指導をするのだが。
252:
守仁(しゅじん/後の王陽明)は江石の知県(知事)に昇進しハッスルする。
253:
守仁(しゅじん/王陽明)を失脚させた劉瑾等が捕まり
刑罰を受けた為守仁は北京に復職した。
そして理解者である湛甘泉(たんかんせん)と共に講学を始める。
254:
守仁(しゅじん/後の王陽明)黄宋賢(こうそうけん)を
新たなる同志とし湛甘泉(たんかんせん)と三人で
何処そこで会合して切磋琢磨する。
255:
守仁(しゅじん/王陽明)を義弟徐日仁(じょえつじん)が
上京して活躍しているのを知った守仁は狂喜して
愛弟子で有る彼に学説を伝える。
256:
守仁(しゅじん/王陽明)を義弟徐日仁(じょえつじん)が
彼の談話を記録して本にする件。
257:
守仁(しゅじん/王陽明)は南京行きと成り、
義弟徐日仁(じょえつじん)もまた
南京行きになり途中故郷に寄る。
258:
南京でも守仁(しゅじん/後の王陽明)の名声は
広まっていてあちこちから人が集まってくる。
259:
正徳帝が政務を丸なげしているせいで国賊の反乱が激しかった。
そんな時守仁(しゅじん/後の王陽明)が討伐を命じられる。
260:
守仁(しゅじん/後の王陽明)が賊討伐の為
あらゆる戦法をする件。
261:
守仁(しゅじん/王陽明)は揚仕徳(ようしとく)に
賊に関し武力では無く「良知」により彼等を帰順する
事を書にする。
262:
守仁(しゅじん/王陽明)は戦の合間に
側近達に「良知」の指導をするが。
263:
守仁(しゅじん/王陽明)の説く「良知」について聞いていた賊が
彼にそれの証拠を求めたら、全裸になれと言うので文句を言う。
264:
守仁:儒学の核を悟った人。
最近まで賊討伐をしていたが、一段落したのですべき事を再開する。
265:
守仁(しゅじん/王陽明)は平安の傍ら
宋藩の一人審濠(しんごう)が謀反を
企てているのを察知し、愛弟子の冀惟乾(きいけん)に
代理で講学の建て前で審濠んも偵察をさせる。
266:
審濠(しんごう)が思わぬ時期に挙兵した為
先手を打たれてしまった。
だが守仁(しゅじん/王陽明)はすぐ討伐へ向かう。
267:
審濠(しんごう)の乱を平定した
守仁(しゅじん/王陽明)は
それを事細かく書いて朝廷に出そうとする。
268:
守仁(しゅじん/王陽明)がせっかく書いて出した
審濠(しんごう)の乱の平定した詳しい書を
張忠(ちょうちゅう)許泰(きょたい)のコンビが
握りつぶして正徳帝に親征させようつする。
269:
正徳帝親征となり驚いた守仁(しゅじん/王陽明)は
書に親征の非を書き綴って上奏する事にする。
270:
守仁(しゅじん/王陽明)がせっかく上奏するが
張忠(ちょうちゅう)許泰(きょたい)のコンビが
逆に謀反有りと宣伝する。
271:
討伐を終えた王陽明は講学に勤しむ。
272:
王陽明は今まで散々故郷に戻る事を熱望していた。
それを不思議に思った門人の周仲(しゅうちゅう)が
理由を問うと?
273:
故郷に戻った守仁(しゅじん/王陽明)は
悠々自適な暮らしをする。
274:
守仁(しゅじん/王陽明)は審濠討伐の功を受けたが
愛弟子の冀惟乾(きいけん)等の犠牲の元に有る為嬉しく無い。
275:
王陽明(守仁)は老父に
孝行する為故郷に戻ったが、間もなく父は死に
さらには彼への誹謗が酷くなる。
276:
王陽明は命を受け討伐に向かうが病が酷くなってしまった。
だがそれでも向かうが故郷から離れて行くし
知り合いも居ないしで内心辛い件。
277:
師匠の王陽明が危篤となり周積(しゅうせき)は
すっ飛んで行くと、陽明は「お別れじゃ」と
師をほのめかしたし実際死にそうなので
悲しみの涙が出そうになり必死で我慢する。
278:
話は変わって倭冦の話。
明王朝ではモンゴルによる北虜(ほくりょ)が
脅威だったがだんだん勢力が弱まってくる件。
279:
成化帝の頃。蒙古のパトモンクが
瓦刺(オイラート)を征服しようとする。
280:
達延汗(だやんかん)没後弟の伯顔猛可(ぱやんもんく)が
後を継いで最初こそ明と好をとるが侵略に変わる件。
281:
パトモンクの孫プ赤(ぷち)が可汗となった。
そして彼の従兄弟グン必理克(ぐんぴりく)と
阿勒坦(あるたん)とでそれぞれ明へ侵攻する件。
282:
嘉靖帝になってプ赤(ぷち)が頻繁に明へ侵攻する件。
283:
プ赤(ぷち)可汗が去った後彼の従兄弟兄弟
グン必理克(ぐんびりく)と阿勒坦(あるたん)が
激烈に侵攻している件。
284:
グン必理克(ぐんぴりく)亡き今
阿勒坦(あるたん)がハッスルして明へ侵攻する件。
285:
阿勒坦(あるたん)が寧夏(ねいか/甘粛省)を
侵して来たのでさすがの明も総督曽銑(そうせん)に
攻めさせる訳だが。
286:
阿勒坦(あるたん)が北京に迫る程攻めて来た!
朝廷は仇鸞(きゅうらん)に対応させるが
講和に走っている為やられ放題な件。
287:
阿勒坦(あるたん)は明侵略を停止して
瓦刺(おいらーと)の征服に乗り出す。
288:
阿勒坦(あるたん)が再び明侵略に着手したが
勢いはもう無いし、孫のバ漢那吉(ばはんなち)が
明に帰順するしなので、朝廷は懐柔を狙う。
289:
倭冦の話。
元冦の前から
ちらほら出没していた彼等だったが
元冦の後になると朝鮮どころか大陸進出してくる件。
290:
倭冦が海賊行為で戦闘する度スキルが上がる件。
291:
南北朝のどさくさで日本が温くなっている為
倭冦の連中がやりたい放題な件。
292:
明建国当たりの話。
皇帝に即位した太祖は周囲の小国に使者を送った訳だが。
293:
太祖は日本とのやり取りの方法を友好的に変えてみる。
294:
日本と友好になっても倭冦が解決しないので
自衛をとってみる。
295:
太祖は日本の国内事情を調べる事にする。
296:
太祖は日本の北朝に接触する為祖闡(そせん)等8人に
使者として日本に送ったが、祖闡は南朝の連中に接触を謀る件。
297:
懐良親王に抑留されている祖闡(そせん)が
内密に北朝側の人間に書を送らせる件。
298:
太祖は日本に国交を持っても意味無しとし
通商を断って倭冦の自衛を謀るが。
299:
足利義満が明に使者を送った所礼がなって無いと
使者を返して諭す書を送ったら懐良親王に送られたので
親王が返事を書く件。
300:
胡惟庸(こいよう)が謀反を企てた時
懐良(かねなが)親王が手を貸していた事を
大分後になってバレた件。
301:
太祖は倭冦対策を命じる。
302:
一方日本では南北が統一された為
倭冦にも対応してくる件。
303:
やっぱり明と交易したい足利義満は
何度も使者を出す件。
304:
帝が成祖になったと言うので早速足利義満が
即位祝いの使者を派遣する件。
305:
帝が成祖になったタイミングで足利義満が派遣した
使者が辿り着いた為、日本は手際が良いと言う事になり
色々もてなされる件。
306:
成祖は足利義満に倭冦討伐を命じる使者を送り
倭冦討伐を迫る件。
307:
倭冦の捕虜を明に連れて来た日本の使者達は
歓待を受ける。
308:
二回目の献冦の帰国に明の使者を連れて来たので
足利義満は大歓迎する。
309:
足利義満は三回目の献冦使を送ると死んでしまった。
成祖は訃報の連絡に寄りどう対処するのか??
310:
足利義満の後をついだ義持にたいし
明が使者を送ったら全く受付無い件。
311:
倭冦の侵略がまた再燃して来た件。
312:
倭冦がまた活動して困っているので
日本の足利義持に父義満を見習えと言うような書を書く事に。
313:
足利義持は明への拒絶を表明する。
314:
倭冦が頻繁に出没するので各地を警備する。
315:
倭冦が望海堝(ぼうかいか)に迫って来たので
政府は迎撃命令する。
316:
明皇帝が宣宗(せんそう)となり
日本も将軍が義教(よしのり)になった。
宣宗は琉球を通じて再度日本とやり取りを求めたので
義教は応えようとする。
317:
日本との交易に3つの条件を出す宣宗(せんそう)の巻。
318:
日本と交易再開で正規の印の勘合符(かんごうふ)
を持ってる船が倭冦になったりする件。
319:
倭冦の非道さが増す件。
320:
足利幕府が本腰で倭冦退治をする件。
321:
日本滞在歴が長いので、日本の商船として扱われている
明人の宋素卿(そうそけい)は、優遇されるように
何やら工作をする。
322:
宗設:日本から交易にやって来た僧侶の一人。
日本移住ぎみの明人に交易をズルされ滅さ怒って
本人や周りの明人を巻き込んで殺戮破壊し捲った破壊坊主。
323:
日本僧宗設のやらかしを知った嘉靖帝は
何やら対応するの巻。
324:
明王朝は日本と交易を断絶したが
商家レベルでは交易していて
しかも日本の商家には倭冦な事をする連中が跋扈する。
325:
足利幕府の倭冦対応がぬるくなって来たので
日本商船に寄る倭冦活動が起って行く件。
326:
倭冦に結託している海賊団討伐を
海防都督の朱カンがする件。
327:
倭冦:元は日本人から組織された海賊だが中国人も結託していたり。
使っている船が貧弱なので改造して行く。
328:
倭冦を防ぐ事になった張経(ちょうけい)は
最初は押されていたが逆転して行く件。
329:
趙文華(ちょうぶんか)は他人を陥れる事は長けていても
倭冦を鎮圧するどころか敗退するヘボなので
嘉清帝に嘘の報告をし、倭冦勝利の捏造の為略奪する。
330:
嘉清帝は倭冦がさらに激しくなった為
胡宗憲(こそうけん)に対処させる事に。
そこで彼は倭冦と結託している王直(おうちょく)を
懐柔する為捕らえていた彼の母を釈放し帰順をすすめる手紙を出した。
そこで王直は?
331:
倭冦と結託する連中を片付けた胡宗憲(こそうけん)は
浙江(せっこう)江蘇(こうそ)沿岸の倭冦をしばきにかかる。
332:
倭冦が勢いづく件。
333:
倭冦に興化府(こうかふ)城を奪われたので
ユ大猷(ゆだいゆう)を総兵官にし奪回させる事に。
334:
元は明兵の曽一本(そういっぽん)が
倭冦に染まって行く様。
335:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)の
子供時代のエピソード。
母があまりの歯痛で号泣していたので
屋根に登って歯を冷やすと良いと言うのでやってみる件。
336:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)の
子供時代の話。
遊びに熱中して近所の畑を荒らして怒られた
文長は畑の主人に仕返しを企む。
337:
徐文長(じょぶんちょう)は義母に死なれ
義兄に引き取られた。
14歳で文の達者に定評が有る文長は
秀才(公務員的な)試験を受けさせられるのだが
あまりに退屈なので要らん事をしてしまって
しょっ中落第してる件。
338:
受かるはずなのに暇つぶしの悪戯を毎回するので
秀才(公務員みたいな)試験に落ち続ける徐文長(じょぶんちょう)。
何とか回答だけさせる方法は無いかと考えた
許嫁の播(はん)氏は文長の好物の炒り豆をどっさり持たせて試験にやった所?
339:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)。
彼の舅は金持ちで、ある日友人から彼からお金を得られぬか?
と打診されもちろん出来ると回答し早速肥えた鶏を買って来て
シメて妻に毛を毟らせる。
340:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)。
彼の舅が病気になったので見舞いに行く事に。
そして妻に見舞いの品は手配するから化粧が終ったら
車で来いと言って先に店へ向かい物色する。
341:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)。
古人の作品から模索する派とは言え、
ただの模倣化ばかりの風潮に不満な件。
342:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)。
作品が認められ、倭冦討伐の総督胡宗憲(こそうけん)に
スカウトされた訳だが。
343:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)。
ある日彼に用があった胡宗憲(こそうけん)が
使者を出して呼びに行かせたら
ぐでんぐでんに酔っぱらっているので使者がアワアワする。
344:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)を
幕客にしている胡宗憲(こそうけん)。
彼の元に文の名士唐順之(とうじゅんし)を招いたので
最初に文長の作品を自分のとして見せ目を丸くさせて
他の人の作品を見せて反応を見る。
345:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)と
彼を幕客にしている胡宗憲(こそうけん)。
胡宗憲の元に文の名士唐順之(とうじゅんし)に師事する
ボウ坤(ぼうこん)が尋ねて来た。
胡宗憲は彼に文長の文を見せ誰が書いたかと問うと
私の先生だと言い切ったので、文長の弟子になるのかとからかわれた件。
346:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)。
彼の最大の擁護者であった胡宗憲(こそうけん)が
失脚し獄に落とされた。
その為文長は半狂乱になって自殺を企てるようになる。
347:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)は
346で変人から狂人にランクアップし殺人起こして獄につき
獄から出たので旅に出る。
348:
明の芸術的天才変人徐文長(じょぶんちょう)は
故郷でくらしながら変人ぶりを発揮しているある日
友人宅に泊まったら長雨だからと出て行かないので
当の友人は早く出て行けと思ってる件。
349:
好き勝手に生きている中国天才狂人徐文長(じょぶんちょう)。
ある時気が向いて戯曲を書いてみる事に。
350:
正徳帝が死に子が無いので従兄の
裕坑(ゆうこう)が帝になる事になったが
先代は皇帝として城に入って良しとしているのに
礼官どもがぐだぐだいってくるのでスルーな件。
351:
正徳帝の様にならない決意か
嘉清帝は王だった父に天子の称号を付けようとするが
350で面子を崩された延和(ていか)が挽回工作をする。
352:
厳嵩(げんすう)という出来ると言う評判を持つ家信が居た。
そして帝に直接奏上する地位まで行ったので
そのチャンスを利用して嘉清帝を引っ掛けにかかる。
353:
嘉清帝ごますり作戦で出世した厳嵩(げんすう)。
さらなる出世の為にごまをすったり邪魔者を消したりとか。
354:
厳嵩(げんすう)は自分より後に入って来たのに
追い越しやがった夏言(かげん)の地位を落とす作戦をた所
帝にばれたので泣き落し作戦に出る。
355:
厳嵩(げんすう)の横暴にさすがの帝も気付き
夏言(かげん)を復帰させた。
そんなある日夏言が厳嵩の息子世藩(せいはん)の悪行に対し
苦言を漏らした事を知った厳嵩は息子を引っ張って行き
夏言に誤り倒す。
356:
厳嵩(げんすう)は復帰した夏言(かげん)より
嘉清帝の気を引く為帝が凝っている道教の勉強に励む件。
357:
厳嵩(げんすう)親子に逆恨みされた夏言(かげん)は
はめられて逮捕されてしまった!
夏言は自分の厳嵩にはめられた立場を分かってもらうべく
日々文を書いて行くが。
358:
357で厳嵩(げんすう)がアレでしばしば
それを訴えるもの達が居たが逆に罰される始末だった。
それでも揚継盛(ようけいせい)は厳嵩に罪が有りと
上訴したがやはり死刑と決まった。
彼の妻張(ちょう)氏は元々企んだのは自分と主張し
己と代える様訴えるが。
359:
357で厳嵩(げんすう)が私的理由で
敵を消すやら国の金を個人的に使うので
只でさえ民衆が怒ているのが益々増長する。
360:
357で厳嵩(げんすう)は息子の婦人が死んだ事で
高級の把握が出来なくなり帝を操れる対応が不能になり
帝も奇妙に思うようになった。
そんなある日嘉清帝はお抱えの道士藍道行(らんどうこうに)
臣下の賢者愚者を言ってみろといわれアワアワする。
361:
宮殿の一つが火災になり、その再建に関して
厳嵩(げんすう)は失言をしてしまい
段々落ち目になって旧悪がばれて行く。
362:
嘉清帝が死に子の隆慶帝の後その子が10代で即位し
万暦帝となった、そして政治力抜群の張居正(ちょうきょせい)を
宰相とし、帝はその才覚に感心するばかりだったりとか。
363:
張居正(ちょうきょせい)が病死してしまった。
彼に頼りきりだった万暦帝は彼が遺した
帝王の心得四十ヶ条を毎日読むのだが。
364:
一方日本では戦国時代が終り豊臣秀吉が関白となった。
そして彼は朝鮮に入朝を迫るので国王宣祖は
のらりくらりかわすのだが。
365:
豊臣秀吉は朝鮮出兵をさせ釜山へ上陸
3つのルートから京城へめざす。
366:
豊臣秀吉が出兵させた日本軍は
朝鮮国王宣祖を落ち延びさせる程だった。
だが水軍が空っきしなので、朝鮮水軍指揮官の
李舜臣(りしゅんしん)はそこをつく為
色々対策をする。
367:
明軍が日本軍討伐に出て来たので
小西行長が逆撃する件。
368:
日本にしてやられた明は戦闘か和解かで揉めて
日本にはっきりさせないまま戦闘の方向性に。
369:
調子こいている李如松(りじょうしょう)は
日本を侮る戦いをする件。
370:
日本と和解するにあたって豊臣秀吉の要望が
明らかに受け入れられない内容なので
沈惟敬(しんいけい)、小西行長等は偽作する。
371:
日本の偽の国書に対する明の返書を見た豊臣秀吉は
激怒してしまい行長と沈惟敬(しんいけい)は
なだめようとするのだが。
372:
豊臣秀吉が病死した。
彼の遺命により安全に撤退せよとの事で
敵を後退させる為戦を仕掛ける件。
373:
思春期まっただ中の万暦帝は宦官達と有るやらかしをする。
374:
373で講議を受ける羽目になった万暦帝は
学ぶのが苦痛で仕方が無い。
だから講議が終るとすぐ遊び呆ける。
375:
宰相の張居正(ちょうきょうせい)が病気になった。
彼のおかげで国が機能しているので、
皆づれ全快を祈るのだが。
376:
万暦帝と彼が寵愛する鄭貴妃に
息子が産まれた。
既に皇太子は決めてあったが
貴妃は息子ととって代わらせる為
帝のろう絡にかかる。
377:
ある男が宮中に踏み込み捕まった。
そこで取り調べの劉廷元(りゅうていげん)が
食事をダシに自白作戦をする。
378:
万暦帝が死に泰昌帝が即位した。
だが身体に異変が起きる。
379:
寝たきりになった泰昌帝は、
李可灼(りかしゃく)と言う者が仙丹持ってるとか
と言う事で彼を呼び診察する事に。
380:
李選侍(りせんじ)が貴妃になる為の
頼りの泰昌帝が死んでしまった。
そこで皇太子を引き寄せ乾清宮に立ち篭るが。
381:
李卓吾(りたくご)と言う大変名声の有る老人が居た。
その為彼を訪ねる者がどこそこいたのだが
気に入らない者が来たからさあ大変。
382:
李卓吾(りたくご)は名声が高い反面
一部の者に憎まれていた為最期がアレだった件。
383:
教師である父を持つ李卓吾(りたくご)は
6歳前後で母を亡くし父の教育の元育って行く訳だが。
384:
李卓吾(りたくご)は父が死んだので
帰ったが倭冦で危ないので北京に一家で逃げて生活する件。
385:
李卓吾:倭冦の驚異に恐れながら故郷に帰ったり
故郷を包囲され餓死しそうになったり
文武官の無能さを軽蔑した男。
李卓吾父:あまり裕福では無い地主。
その為教師をしていたが死んでしまったので
李卓吾一家は帰る事にしたが倭冦で死にそうな目に。
386:
李卓吾(りたくご)はもう官寮生活は嫌だと
黄安(こうあん)府で心の友コウ定理(こうていり)に
助けられながら何やかやする。
387:
李卓吾(りたくご)は第二の人生として
芝仏院での生活をしていた。
して3年目にして頭を剃って腐れ儒者こき下ろしにハッスルする。
388:
李卓吾(りたくご)は色んな視点から
著作活動する件。
389:
李卓吾(りたくご)はとうとう捕らえられる事になった。
が、馬経綸(ばけいれん)の助けにより逃れ彼の元で書を書く。
390:
李卓吾:腐った官僚や儒者が憎々しくて
批判し捲っている為政府に捕まった元官僚の男。
彼の死後約300年に渡り彼の著作は歴史から消されるが
民国になって彼の書いた書の内容が現実になったため
日の目を見たとか。
391:
380と被る話。
泰昌帝が崩御したので彼が寵愛していた
李選侍(りせんじ)が皇太子由校(ゆうこう)と共に
隠れてしまった。そこで重臣達は宦官のトップである
王安(おうあん)に突き止めさせ奪回を命じる。
392:
天啓帝は16才になっても乳母離れが出来なかった。
とは言え仕事が有るので乳母の客氏にべったりは出来ないので
客氏は閑を持て余していると彼女のフェロモンによって宦官達がよってくる件。
393:
天啓帝乳母の客氏の元へ魏朝(ぎちょう)が
頻繁にくるようになった件。
394:
天啓帝がモノ作りに没頭する為周りが内心呆れる件。
395:
魏進忠(ぎしんちゅう)は己の弾劾を魏朝(ぎちょう)に解決してもらい
義兄弟の契りを結び触れあう訳だが。
396:
宦官(去勢男)なのにアレができる様になった
魏忠賢(ぎちゅうけん)は客氏と関係を持つべく
接触し受けを良くなる様立ち回る。
397:
魏忠賢(ぎちゅうけん)に客氏の寵愛を
とられてしまった魏朝(ぎちょう)。
ある日酒によって客氏の元へ向かったら
魏忠賢と密会していたので激怒して暴れる件。
398:
司礼大監(宦官のトップの一つ)王安は魏忠賢(ぎちゅうけん)に目をかけていたが
客氏の件で危険人物として内心手を打たんとしていた。
だがそれは向こうに筒抜けで却ってしてやられる様。
399:
王安の処刑により客氏と魏忠賢(ぎちゅうけん)は
宮廷では手が付けられない程になってしまった。
たまりかねた周嘉謨(しゅうかぼ)が訴えを起こしたので
魏忠賢が激怒して反東林派の孫杰(そんけつ)に弾劾依頼をする。
400:
魏忠賢(ぎちゅうけん)の専横が甚だしいので
天啓帝の妃達等が直に訴えるが奴は客氏と通じている為ことごとく潰される件。
401:
天啓帝の乳母客氏は皇后張氏をかねてから恨んでいたが
なかなかしてやる事が出来無かった。
そんな時皇后が懐妊したので、侍女を買収して
按摩する振りをして流産のツボをおして堕胎作戦を取る。
402:
天啓帝のは性欲より製作欲が強くモノ作りをやると
熱中してそれ以外何も手につかなくなる程だった。
その為魏忠賢を始め宦官達は、わざとモノ作り中を狙って
天子としての仕事を利用している件。
403:
オウ文言(おうぶんけん)と言う魏忠賢(ぎちゅうけん)にとって
厄介だった男が反東林党の者達によって弾劾、投獄されされしめしめと思っていた頃。
文言の投獄により東林党に波及するのを恐れた黄尊素(こうそうそ)は
鎮撫(ちんぶ/詔獄係り)劉僑(りゅうきょう)に言い含める件。
404:
鎮撫(ちんぶ/詔獄係り)劉僑(りゅうきょう)から
魏忠賢(ぎちゅうけん)の息のかかった許顕純(きょけんじゅん)になり
東林党の家臣達は反発し帝に訴えるのだがまるで駄目な件。
405:
魏忠賢(ぎちゅうけん)は東林党潰しとして
またもオウ文言を詔獄せしめ
拷問によって嘘の自白をさせようとするが。
406:
めっさ勢力を持つ宦官魏忠賢(ぎちゅうけん)。
東林党の連中を潰さねばならぬが文字をあまり知らないので
なかなか把握が出来ない。
そこで腹心が東林の連中を水滸伝キャラに当てはめた名簿を作成する。
407:
めっさ勢力を持て得意の絶頂の宦官魏忠賢(ぎちゅうけん)。
その勢力を利用して全国展開でスパイを送り自分の悪口を言う者達を捕まえ捲らせる。
408
:
得意の絶頂の宦官魏忠賢(ぎちゅうけん)に対し
やつの祠を立て御機嫌を取ると言うのがブームになる件。
409:
ある日天啓帝は船遊びして湖に落ちてしまった。
それ以降酷い下痢と食欲減退でする件。
410:
天啓帝が死去した為弟の由検(ゆうけん)が即位し
崇禎帝となった。
彼は兄と違い聡明であった為魏忠賢を処刑する処置を
取りかかかったので忠賢は逃亡を画策するが。
明書101〜410話資料
401:
客氏:天啓帝の乳母で、帝から家族同前に慕われている為
調子こいている女。アレが出来る宦官の魏忠賢(ぎちゅうけん)と関係を持っている
張氏:400のとは別人で聡明な皇后。
客氏や魏忠賢の振るまいにたいし帝に進言する為
煙たい存在だが、なかなか陥れる事が出来なかった。
が懐妊した事で堕胎のツボを押されて流産する。
402:
天啓帝:性欲が余り無い分モノ作りに熱中してしまう帝。
その腕は一端の大工並み。彼の位を利用したい者達は
わざと熱中している時に許可をとったりする。
魏忠賢:帝に最も取り入っている宦官で
アレが出来る為彼の乳母とも関係を持っている。
403:
オウ文言:魏忠賢が追いやった王安(おうあん)劉一ケイ(りゅういっけい)等
と同じ立ち位置の東林派の男。忠賢は彼を陥れたかったが知恵者なのでなかなか陥れが出来なかったが
反東林党の連中が代わりにやってくれた。
黄尊素:オウ文言の弾劾で騒ぎが起きる事を懸念し手を打った人。
劉僑:黄尊素に厳命され文言の罰を上手い事にした人。
魏忠賢:帝や彼の乳母に取り入って勢力を握っている宦官。
自分にとって危険人物のオウ文言が弾劾され罰をうけザマアと思っている。
404:
許顕純:鎮撫劉僑の後になった人で魏忠賢の使用人。
その為刑罰が魏忠賢の思うつぼになると反発するもの達が続出したが無駄だった。
魏忠賢:帝や彼の乳母に取り入って勢力を握っている宦官。
鎮撫に自分の使用人を充てさらなる勢力拡大を展開するとか何とか。
天啓帝:趣味を重視しそれの為に魏忠賢にを丸投げしていて政務帝としての資質に欠けている帝。
405:
魏忠賢:帝や彼の乳母に取り入って勢力を握っている宦官。
オウ文言を獄へ陥れ東林党(当時の派閥の一つ)潰しにかかる。
オウ文言:魏忠賢にとって邪魔な存在の男。
彼が東林党派だった為、必然的に魏忠賢は反東林党側になる。
*出無いが関係ある人
許顕純:鎮撫(詔獄を司る職)で魏忠賢の使用人。
文言を拷問で偽自白させようとするが失敗する。
揚漣(ようれん):魏忠賢による東林党潰しで
最も悲惨な刑罰で死んだ人。
406:
魏忠賢:帝や彼の乳母に取り入って勢力を握っている宦官。
偶然自分が邪魔な人間が東林党だった為反東林党がわになってしまった。
水滸伝:宋末期の実在人物を使いその時代を舞台にした
史実を曲げてるファンタジー物語。確か中国四大奇書の一つ。
*出無いが関係ある人
サイ呈秀(さいていしゅう):魏忠賢の腹心で東林党の名簿を作った。
王紹微(おうしょうぎ):サイ呈秀の名簿を魏忠賢が理解出来る様
水滸伝キャラに当てはめたのを作った魏忠賢腹心の一人。
407:
魏忠賢:帝や彼の乳母に取り入って勢力を握っている宦官。
その力で国中に自分の悪評をたてる人間を消しにかかる。
蛇足/自分にとって邪魔者が東林党の人間なので反東林党派になってる。
408:
魏忠賢:帝や彼の乳母に取り入って勢力を握っている宦官。
とある商人が、(己が東林党派でない事をアピールする為
反東林派の)魏忠賢の祠を建てたのに魏忠賢が気をよくした為ブームになる。
*出無いけど関係あるの
東林党、反東林党:明王朝における二大派閥。
409:
天啓帝:3度の飯より大工仕事が好きな帝。
熱中するとそれ以外眼中外になる為
魏忠賢ら宦官に上手い事やられているが自覚が無い。
湖に落ちたショックで寝込んでしまう。
霍維華:帝の食の足しになればと清涼甘美が売りの
霊露水を帝に献上した所喜ばれたが数日御帝が死去する。
410:
魏忠賢:天啓帝や彼の乳母に取り入って勢力を握っていた宦官。
帝が死にまともな弟が帝のなった事により一気に立場が逆転し詰んでしまったので自殺する。
崇禎帝:明王朝最期の皇帝。魏忠賢一派の排除をする。
蛇足/一旦は宦官排除をするが、猜疑心が強い為勢力の有る臣下達も排除した為
結局宦官を採用する羽目になりなおかつ彼等に裏切られ自殺する。
客氏:天啓帝のお気に入りの乳母。
帝の愛を引き付ける為、彼の妃を殺害せしめたり
子無しにしたりしている。
さらには魏忠賢に絶大なフォローをした為本人は杖打で殺され
息子も棄市される。
411:
女真:元は朝鮮半島北部系の騎馬民族。
宋時代の金の子孫に当たる。
412:
愛新覚羅:女真族の一つらしい。
そして清を建てた民族。中国読みだと確かアイシンチュエルオ。
満州語(女真族の言葉だが現代は漢民族化して知ってる人少数)だとアイシンギョロ。
413:
ヌルハチ:清王朝の立て役者。
まだこの時点では子供で今後辛酸をなめつつ脳力を付けて行く。
王カオ:ヌルハチの母方の祖父。
酋長の立ち位置なので明をしばしば侵攻している。
414:
王カオ:女真族の酋長の一人。
明を馬鹿にして明をしばしば侵攻し続けた為滅せられる。
張学顔:この時代のまともな政治家。
王カオが調子づいているので上訴し討伐させる。
*出ないが関係有るの
カジョ翼(かじょよく):張学顔が王カオ討伐上訴のきっかけになった人。
李成梁(りせいりょう):満州区域を守る事をしっかりしていた将軍。
415:
ヌルハチ:清王朝の立て役者兼最初の皇帝の位置になる人。
継母に嫌われ明に質子に出されるが、却ってそっちの方が良かった。
シタラ氏:ヌルハチの母で彼が10才の頃亡くなった。
ナラ氏:ヌルハチの継母だが彼を憎み旦那に嘘を吹き込み明に追い出した。
塔克世:ヌルハチの父親。再婚相手のヌルハチの嘘を間に受けて
彼を追い出してしまった。
李成梁:明におけるまともな将軍。
ヌルハチの質子先だが故郷より進んで快適だった件。
416:
李成梁:明のまともな将軍。
将軍としても能力がある人。
阿台:女真の酋長の一人。
明に取り入っていた王台(わんだい)が死んだのを機に
明を攻撃にかかる。
417:
塔克世(たくし):ヌルハチの父親。兄の娘が阿台の妻なので
彼の父チャン場(ちゃんが)と共に救出へ向かう。
チャン場:ヌルハチの祖父。
明に包囲されている孫娘(阿台の妻)を救出する為
息子と共に阿台の説得にかかるが失敗する。
阿台:明に城を包囲されている女真の酋長の一人。
裏切り者が出て殺される。
*出無いけど関係ある人
ヌルハチ:女真族を明より強くして行った立て役者。
清の初代皇帝の立ち位置となる。
418:
ヌルハチ:女真族を明より強くする事を心に誓っている青年。
死後清王朝の初代皇帝の立ち位置となる。
額イ都:ヌルハチの重要な腹心となる二十歳前の青年。
419:
ヌルハチ:清王朝の礎を作った人。
初代皇帝の立ち位置。現在は仇である尼堪外蘭を注意している。
尼堪外蘭:明の擁護を受けている女真。
ヌルハチの勢力を削いだり仲間に引き入れ様とするが逆効果だった件。
420:
ヌルハチ:清王朝の立て役者。
明より勢力を持ちちゃんとした組織にしている最中。
尼堪外蘭:明に擁護されている女真。
話
411:
話は明初期の時代。
すでに女真(じょちん)に悩まされているので
部族を三分割する事にする件。
412:
女真の愛新覚羅(あいしんかくら/満州語ではアイシンギョロ)氏の伝説。
昔プルプリという池に三人姉妹の天女が水浴びに来ました。
水浴びから上がって着替えようとした所、水浴びの最中にうろうろしていたカササギが
末妹の服に赤い実を置いていましたさてどうするでしょうか?
413:
愛親覚羅(あいしんかくら)氏の伝説から下って
明王朝嘉清帝の時代。
ヌルハチと言う容姿端麗で聡明な男子が産まれた。
その一方彼の母方の祖父王カオ(わんかお)は
暴力的で明を侵攻して荒し回る件。
414:
女真に対して事なかれ主義だった明王朝。
だが王カオ(わんかお)の侵攻があまりに酷いので
張学顔(ちょうがくかん)が朝廷に許可とって
彼をマークして追い回す件。
415:
ヌルハチ少年は10才で母を亡くして後妻に育てられるが
憎まれていたので父塔克世(たくし)に嘘を吹き込み
明の将軍李成梁(りせいりょう)に質子に出されてしまった。
だがその環境が余りに進んでいるので故郷より住み良いくらいだった。
そしてその文化を吸収していく。
416:
女真の阿台(あたい)が王カオ(わんかお/ヌルハチ祖父)のあだ討ちとして
明に仕掛けて来たので李成梁(りせいりょう)が反撃する。
417:
ヌルハチの祖父と父は明と対峙している阿台(あたい)に
妻になっている身内を引き取る為の説得をするが。
418:
女真族の名家出身ながら親が居ない額イ都(おいと)という青年が居た。
ある時ヌルハチと出会い交流をして行く訳だが。
419:
ヌルハチが敵として目障りで明に擁護されている
尼堪外蘭(にかんわいらん)はヌルハチを仲間に引き入れ様とするが。
420:
ヌルハチは立ち上がった。
尼堪外蘭(にかんわいらん)はビビって逃げたので
他の地区を攻略しながら追い詰めていく。
明書421〜430話資料
421:
ヌルハチ:清王朝の礎を作った人で初代皇帝の立ち位置。
明に悟られない様勢力拡大している最中。
人参:多分高麗人参。
*ゲームに出無い人
尼堪外蘭:明の擁護を受けてたががヌルハチに倒された女真の人。
422:
ヌルハチ:清王朝の礎を作った人で初代皇帝の立ち位置。
明に悟られない様勢力拡大している最中だったが他の女真連中に危険視される。
フロン四部:ヌルハチを驚異を感じている区域。
そこの4酋長が先手としてヌルハチに言い掛かりの手紙を送る。
423:
ヌルハチ:後の清初代皇帝の位置の人。
明に対抗するべく欺きながら勢力拡大していたがばれそう。
フ倫四部:女真の4勢力。ヌルハチに驚異を覚え潰しにかかるが逆に和解に転じ盟主と仰ぐようになる。
424:
ヌルハチ:後の清になる後金初代皇帝。
八旗制度:部落組織、社会組織でも有る兵制。
425:
関聖:三国志の関羽が神になったの。
426:
ヌルハチ:後金(後の清)の皇帝。
女真族の統一を果し明に対抗出来る様着々と力を付け侵攻を開始する。
427:
ヌルハチ:後金(後の清)の皇帝。
女真族の統一を果し明に対侵攻をしていく。
428:
ヌルハチ:後の清初代皇帝の位置の人。
明に連勝だったが今回の敗退で気落ちしそのまま死んでしまう。
429:
エン崇カン:満州(女真)民族侵攻を食い止める為
守りに徹していた督師。しかしその姿勢が疑心を抱かせる。
崇禎帝:明王朝最期の皇帝。聡明な方だが猜疑心やら宦官の再利用するやらで墓穴を掘る。
430:
満桂:エン崇カンの後釜。
先代と同じく守りが重用と分かっているので説得にかかるが誰も相手にせず犬死にになる。
エン崇カン:満州(女真)民族侵攻を食い止める為
守りに徹していた姿勢が疑心を抱かせ獄を受けた元督師。
*出無いが関係ある人
崇禎帝:明王朝最期の皇帝。
凡人では無いが軍部に暗い為墓穴を掘る。
話
421:
尼堪外蘭(にかんわいらん)を倒したヌルハチは
勢力拡大しつつ明に目を付けられぬ様欺いて行く。
422:
明を欺き勢力拡大中のヌルハチ。
そんな彼を女真族では危険視する酋長連中も居て
彼に釘を刺すのだがはたからみていると因縁を付けている件。
423:
フ倫(ふろん)四部にヌルハチは戦いを挑むのだった。
424:
女真(じょちん)を統一したヌルハチ。
今度は内面のレベル向上を謀る。
425:
女真族ヌルハチが後金を建国した頃の話。
ある道士が神を呼ぶ祈りをするのだが。
426:
女真族ヌルハチはころ合い良しとし
明に侵攻する件。
427:
明王朝の危機にもかかわらず後金に対し不真面目な件。
428:
明に戦いを挑むヌルハチに反撃する件。
429:
崇禎帝はエン崇カン(えんすうかん)に
侵攻して来た満州民族討伐に行かせたが
守りに徹しているので、理由が判らぬ廷臣達が
でっち上げ悪評を吹き込む件。
430:
エン崇カン(えんすうかん)は獄に下されてしまった。
後釜になった満桂(まんけい)はエン崇カンと同じく
守りを主張するが周りが全く許さない件。
明書431〜440話資料
431:
王:百姓の年貢の取り立てと金貸をして良い思いをしている男。
百姓の状況を理解しておらず勝手な事を言う。
王嘉胤:たまたま出くわした王と百姓のやり取りに遭遇して
上司が農民を悪としている為他の兵士達が切れたのにビビったので
駄目上司と切り殺して叛旗を翻した男。
432:
崇禎帝:明王朝最期の皇帝。
聡明では有るが先見の明が無いやら
王朝が詰んでいるので行動しても裏目に出る。
433:
王嘉胤(おうかいん):元は明の隊長の謀反軍トップ。
今回の戦いでやぶれるが生き残って活動するが部下に殺される。
*出無いけど関係ある人
高迎祥(こうげいしょう)、王左掛(おうさかい)、張存孟(ちょうそんもう)
王和尚(おうかしょう)、混天王(こうてんおう):王嘉胤と同じく謀反軍のトップ達。
洪承チュウ(こうそうちゅう)、曹文詔(そうぶんしゅう)、賀虎臣(かこしん)
揚騏(ようき)、揚嘉ホ(ようかほ):謀反軍討伐隊の面子。
434:
王自用:謀反軍のトップ王嘉胤の後任。
だが今回の討伐で戦死する。
*出無いが関係有るの
高迎祥(こうげいしょう):王自用の後釜。
明に敗れ磔に遭う。部下に李自成(りじせい)がいて後に明を潰す。
張献忠(ちょうけんちゅう):高迎祥の戦死で後釜になった。
幼少時から暴力的でどうにか兵士になっても悪事を冒し死刑を命じられ謀反軍に逃げた感じ。
435:
張献忠:子供時代から暴力的で友人を殴り殺した事が有る程。
その為家を追い出され兵士の職に就き暴力を職に注げるので何とかやっていたが結局死罪の犯罪を犯しからくも逃れ謀反軍になってのし上がる。
436:
張献忠:謀反軍とトップとして当時名を知らしめていた男。
だが協力者羅汝才と不和を起こし羅汝才が去ってしまい知名度が落ちた。
羅汝才:張献忠と協力して謀反軍政力拡大して来たが
献忠があまりにがめついので李自成の元へ行く。
李自成:後に明王朝を滅ぼす男。
金銭管理がまるでなって無い為親の財産を食いつぶし借金まみれになったが義侠心による人望のおかげで助けてもらいやり直しを始めたが仕事先の上司の質が悪く部下に殺された事をきっかけに謀反軍になりそこにおいてのトップと成り張献忠と協力したりする程になる。
437:
李自成:後に明王朝を滅ぼす男。
元は明兵だが上司に問題が有り殺されたので謀反人生を歩む事に。
現時点では軍としては弱く逃げてばかり。
張献忠:李自成が身を寄せていた謀反軍の男。
志し持って謀反軍になった訳では無い為明の投降に応じた為自成と不和になる。
*出無いけど関係有る人
高迎祥(こうげいしょう):李自成の前の人。
438:
李厳:父が資産家だったのか地元の民が飢餓で苦しんでいる時蔵の米を救済に使う事をしていたので実は他の富豪達に反感を買っている。賊の女首領に拉致され結婚を迫られ何とか逃げたら、彼に反感買ってた連中に賊と内通していると訴え捕まって何だかんだで叛旗を翻す事になる。
紅娘子:李厳を拉致し結婚を迫る女傑。賊の首領であったため李厳と内通しているとして捕まってしまった為彼を慕う民達と共に救出しそのまま首領に据える。
李自成:後に李厳が加わる叛旗軍の男で明を滅ぼす男。
439:
李自成:後に明王朝を滅ぼす男。
落陽を攻め落としそこを治めていた福王を殺害し
今まで良い思いをして来た連中をしばき倒す。
*出無いけど関係有る人
福王:名は朱常洵(しゅじょうじゅん)落陽を治めていた人。
李自成が攻めて来たので金をばらまいて激励したがその金は
主将の陳紹禹(ちんしょうう)が全てがめたので意味が無いけん。
陳紹禹:落陽の主将だが、兵への金を横領した為
兵達が切れて李自成を入れてしまった。
張献忠:李自成とは別の所で活動中の謀反軍リーダーの一人。
440:
李自成:後に明を滅ぼす男。兵力勢力拡大で敵無しと言った所?
でも清(女真)と言う敵に潰されるんだが。
羅汝才:元は張献忠(ちょうけんちゅう)の元に居たがあまりにがめついので
李自成軍に乗り換えた。
*出無いが関係有るの
張献忠:羅汝才が元居た農民軍の首領。
元来乱暴なので荒らす事は得意だが統率力がアレだし自己中っぽい。
話
431:
明末期で百姓達はヒーヒーってる中
府谷県の百姓がその地方の多量の米を蔵にしまいつつ
借金で首が回らぬ百姓を出してる王と言う男に苦情を言うが
言っても無駄なのでにら見合いをしていたら
丁度県令の軍隊がやって来たので王は農民を追っ払いをたのみ
県令も応じ兵達に命じるが肝心の兵士は元々農民なので
誰もやら無いので県令が切れた件。
432:
崇禎帝は無駄な出費を出さぬ意味で守備隊の費用を削減した。
成る程金額は浮きはしたが治安悪化する件。
433:
王嘉胤(おうかいん)を無視出来なくなった朝廷は
大掛かりな掃滅戦を展開する。
434:
謀反軍のトップ王嘉胤(おうかいん)は部下に殺されたが
謀反軍は新しいトップを王自用(おうじよう)でまたしかけてくるので
朝廷も対応する。
435:
謀反軍トップとなった張献忠(ちょうけんじゅう)の過去の話。
彼は乱暴者で親にも勘当される始末。
どうにか兵士の職に就くのだが。
436:
張献忠(ちょうけんちゅう)は羅汝才(らじょさい)と
協力しながら明軍を潰し襄陽を侵攻して行く。
437:
時は戻り李自成(りじせい)の話。
李自成の軍は弱いので逃げ捲ってる件。
438:
李自成(りじせい)の大きな力と成る李厳(りげん)の過去の話。
彼は飢饉が起きると蔵にしまっている米を提供する為
民が良かった。そこで百蓮教の首領こ紅娘子(こうじょうし)
と言う女傑が彼を拉致し結婚を迫ってくるので何とか逃げ様とする。
439:
李自成(りじせい)は洛陽に着くと
飢民の敵であるもの達の退治や資産没収する件。
440:
李自成(りじせい)軍に明の朝廷が
討伐軍を出して来たのだが。
明書451〜460話資料
451:
鄭芝竜:日本で家族を作って暮らしていた男。
先輩格の顔思斉との付き合いが元で日本を追い出され海賊になる。
顔思斉:日本に住んでいたが日本を追い出され海賊の首領と成ったが死亡した。
452:
鄭芝竜:海賊首領から福建総兵官(総司令官)となり
地位を利用してがっぽり儲けている人。
熊文三に旱魃対策を相談され、飢民移民策をだし移民したくなるような条件でやる事を提案する。
熊文三:福建の巡撫。大旱魃で対策が思いつかず芝竜に相談する
453:
森:芝竜の息子。日本人とのハーフで幼少時は日本に住んでいたが今は父の元にいる。
*出番が無いけど関係ある人
唐王:明王朝の血をひいてる人。元は崇禎帝の後を継いだ福王の補佐の地位だったが、福王が清に捕まり殺されたので自動的に後を継ぐ感じ。
鄭芝竜:海賊首領から福建総兵官(総司令官)となり
地位を利用してがっぽり儲けている人。
454:
森:芝竜の息子。森はあざな。
日本人とのハーフで幼少時は日本に住んでいたが今は父の元にいる。
人々の中に芝竜が打倒清を進めない不満を払拭したいと思っている。
清:満州民族が建てた国。
李自成が明を滅ぼしたので代わって討伐しますの立ち位置に進んで結局統一する。
*出番が無いけど関係ある人
鄭芝竜:海賊首領から福建総兵官(総司令官)となり
地位を利用してがっぽり儲けている人。
ただ明に忠義が有るかは疑問でそれを皮肉る歌が出る程。
455:
森:後の鄭成功。日本人とのハーフで浄瑠璃の主役になってたりする。
実は今回の件で唐王に呼び出しがかかる。
甘輝(かんき)、万札(ばんれい)、張英(ちょうえい):
森の配下の腕自慢トリオ。
*出番が無かった人
高招林(こうしょうりん)、周全ビン(しゅうぜんびん)、陳ポウ、陳コン:
先に三人の豪傑が出た為自分等元名を上げた連中陳の二人は兄弟。
456:
鄭成功:今回の件を発端に別名の国姓爺(こくせんや)の方が知られている人。
後に台湾を利用していたオランダ人を追い出したので西欧でも名が知れる事になる。
唐王:滅ぼされた明の後継者となっている人。
457:
唐王:滅ぼされた明の後継者となっている人。
鄭芝竜:海賊から明にスカウトされた人。
だがその地位を利用して金もうけばかりしていて息子の成功は落胆している。
458:
唐王:滅ぼされた明の後継者となっている人。
頼りになるとスカウトした鄭芝竜(ていしりょう)は
自身の利益にハッスルして落胆の極みだったが息子の成功が忠義を近い彼に託す。
鄭成功:その命名の経緯から「国姓爺」とも言われている人。
スカウトされながら地位を利用するばかりの父を地味に嘆き明の為に転戦する。
459:
唐王:滅ぼされた明の後継者となっている人。
清に太刀打ち出来ず内応者も出ていて困っている。
460:
唐王:滅ぼされた明の後継者となっていたが、清に捕まったあげく市斬の刑を受け殺されてしまった。
鄭芝竜:唐王が頼みにしスカウトしたが自身の利益にハッスルしたあげく清に降ってしまった。
鄭成功:その命名の経緯から「国姓爺」とも言われている人。母親が清軍に陵辱され自殺してしまい、弔い合戦を挑むが清は撤退してしまったので、母の遺体を裂いて内臓を洗い浄めて葬った。
成功の母:日本人であるため中々清にいけなかったが許可が降りて行きましたとさ、で終らず清軍に陵辱され首括った人。川氏とも爺氏とも言われる。
*出無いが関係ある人
博落(はくらく):清の武将。芝竜の城を襲わせた張本人。
話
451:
顔思斉(がんしせい)が死んだ。
特に後継者になりえる特出した人材が無い為
鄭芝竜(ていしりょう)を含む面子で米俵の山に剣を刺し
一人ずつ祈って剣が動いた者を時期首領にする事になるのだった。
452:
鄭芝竜(ていしりょう)は福建でぬくぬくと富みを得て居た。
ある時大旱魃が起き巡撫の熊文三(ゆうぶんさん)は対策に困り
芝竜に相談する。
453:
時は流れ唐王即位フィーバーが収まった頃。
鄭芝竜(ていしりょう)の息子森(しん)が従者と共に街を散策中に
商人らしき男が数人の宮史に言い掛かりを付けられているのに遭遇する。
454:
453の続き。鄭芝竜(ていしりょう)の息子森(しん)は
宮史を成敗した所、何所からか父を皮肉るかのように
「清が迫っているのに何故助けに行かぬのか」と言う主旨の歌を誰か歌った。
森はそれをキモに命じその時の為に学問剣技に励む。
455:
森は部下達と酒宴する内に腕試しの話になって
強豪達が我も我もと腕自慢する件。
456:
455で森の評判を知ったのか唐王から呼び出しがかかり
森は大感激で召し出される。
457:
唐王は鄭芝竜(ていしりょう)に清討伐の働きをしてもらいたいのだが。
458:
唐王は鄭芝竜(ていしりょう)に明の為に働く石の無さに落胆し
彼の息子成功に愚痴を言うと、思いつめた顔で
「父親達ではなく自身でなされるのがよろしいのでは」
と己の身内が役に立たない事を示唆し唐王は言葉に詰まる件。
459:
どんどん味方が減って行く中唐王はある日朝見の後臣下達を呼び止め
清に内応したデータ書類の入った箱を見せ説得かかる。
460:
唐王は清に捕まり殺されてしまった。
鄭芝竜(ていしりょう)はその前に清に投降し
自分の安定を狙ったが清軍は彼の城を襲いやりたい放題な件。
明書471〜480話資料
471:
マティオ・リッチ:前の拠点を追い出され田舎なショウ州で頑張っている宣教師。
グ太素:リッチを尋ねて来た青年。面識はあったがリッチは名前を思い出せなかった。
練坦術の弟子になりに来て、それな知らないと返したら落胆しているので
それより科学の方が凄いし知ってると宥めたらそれの弟子に。
472:
グ太素:リッチの弟子の青年。次第にカトリックに洗脳され改宗したいと願うが本妻とは別に妾がおり妾の方を愛しているしどうしたものかの何年も悩む。
*出無いが関係者
マティオリッチ:東洋人をカトリックに改宗すべく派遣された一人。
科学は凄いぞと言ってグ太素を弟子にした。
473:
グ太素:リッチの弟子の青年。その人脈で様々な人間をリッチ達に紹介する。
王応麟:グ太素によりリッチに紹介され熱狂的な信者になった人。
マティオリッチ:東洋人をカトリックに改宗すべく派遣された一人。
グ太素のおかげで様々な中国人と出合い文科も理解出来るようになった。
474:
マティオリッチ:東洋人をカトリックに改宗すべく派遣された一人。
グ太素のおかげで様々な中国人と出合い文科も理解出来るようになった。
*出無いが関係者
グ太素:リッチの弟子の青年。その人脈で様々な人間をリッチ達に紹介する。
ワリニャーニ:カトリックの東洋布教の代表みたいな人。
マカオに居てリッチの案を許可しさらなる拠点を命じる。
475:
マティオリッチ:東洋人をカトリックに改宗すべく派遣された一人。
石星から息子が病気で困っていると言われる。
石星:息子が病んでいるのでリッチを頼って来た北京の高官。
石星の息子:強度の神経衰弱している21歳の青年。
476:
マティオリッチ:東洋人をカトリックに改宗すべく派遣された一人。
南昌で運動するが、布教と言うより西洋科学者の面が強くそれにより「西儒利マとう」として知れられる。
出ないけど関係者
王継楼(おうけいろう):グ太素(ぐたいそ)の親戚で医師。
リッチ達に喜んで手を貸す。
陸仲鶴(りくtきゅうかく):江西総督でリッチ達の移住許可をした人。
477:
マティオリッチ:東洋人をカトリックに改宗すべく派遣された一人。
知人の王忠銘が北京へ行くと知り同行して行程謁見申請して待つが駄目でした。
王忠銘:リッチの知人。用事で北京に行く事になり、出先でリッチ達を泊める事に。
468:
マティオリッチ:東洋人をカトリックに改宗すべく派遣された一人。
南京で活動を始める。
479:
マティオリッチ:東洋人をカトリックに改宗すべく派遣された一人。
「西儒利マとう」として知れられる。今回やっと皇帝と引見実現する。
万暦帝:帝としてはアレなのだが何か忙しい事になっている帝。
480:
マティオリッチ:東洋人をカトリックに改宗すべく派遣された一人。
「西儒利マとう」として知れられる。
帝に気に入られた事で多忙の日々を送り充実した生涯を送る。
話
471:
ショウ州へ引っ越したたリッチ達。
活動をしていたら評判になって来て
有る若い青年が尋ねてくるが。
472:
グ太素(ぐたいそ)はカトリックにも興味を持ち
改宗したいと思うようになった。
だが戒律に違反している為苦悩する。
473:
グ太素(ぐたいそ)がリッチ達に様々な人を紹介する件。
474:
グ太素(ぐたいそ)の知人紹介の件(473)で
リッチは自主的に儒教の研究をする。
475:
北京の高官石星が息子が病んでいるので何とかしてくれと
言って来たので一緒に旅行を提案し実行する。
476:
リッチ達は新たなる拠点として南昌で運動をする。
477:
リッチはショウ州での知人王忠銘(おうちゅうめい)が北京に行くというい事で
同行して皇帝に謁見させてもらおうとする件。
468:
リッチは南京で活動する件。
479:
リッチ達はまた北京入りをするのだが皇帝が多忙で中々チャンスが無い件。
480:
最終回。
リッチ皇帝に気に入られた事もあり多忙になる件。
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